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 舞台あいさつに訪れた著名人を間近で写真撮影したり、高級感あふれる座席で鑑賞したり。趣向を凝らした映画館が増えている。特に最近開業するミニシアターは以前よりさらに“ミニ”になり、多彩なプログラムで幅広い客層を取り込もうとする。観客の好みの多様化や映画の公開本数の増加など、映画を取り巻く環境の変化が背景にあるようだ。(伊藤恵里奈)

出演者まで2メートル

 横浜市のみなとみらい地区に4月にオープンした映画館「キノシネマ横浜みなとみらい」で15日、映画「旅のおわり 世界のはじまり」が上映された。主演の前田敦子さんらが上映後に姿をみせると、客席から歓声があがった。

 大型映画館のような舞台はなく、同じフロアに立つ俳優たちと、最前列の客席との距離はわずか2メートルほど。撮影タイムもあり、加瀬亮さん目当てで訪れた大学生の工藤千逢(ちあ)さん(18)は「こんなに間近で会えるなんて」と喜んでいた。俳優たちの舞台あいさつは他の劇場でもあったが、客席とスクリーンの距離を調べて遠方から来た人もいた。

 客席を極端に減らす動きも出てきた。昨年末、東京都武蔵野市にオープンした「アップリンク吉祥寺」には29席のスクリーンが登場した。手狭な映画小屋が想起されるが、椅子や床はストライプ柄、壁紙は英国の人気デザイナーによるものとこだわりが見られ、本格的な音響設備も備える。

 趣向をこらす背景に、映画業界自体の変化がある。

 若者の映画館離れが叫ばれるが…

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