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 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備計画に関する防衛省の報告書に誤りがあった問題で、岩屋毅防衛相は18日の閣議後会見で、新たに山の標高も誤って記載していたと明らかにした。

 誤りがあったのはアショアの配備先に関する青森、秋田、山形3県にある国有地19カ所の調査結果のうち、秋田県男鹿市の国有地についての記載。国有地の西に位置し、アショアのレーダーを遮るとされた本山(ほんざん)の高さを、実際は715メートルなのに報告書には712メートルと記した。デジタル地球儀「グーグルアース」を使った同省職員が山頂の位置を誤ったのが理由だという。

 報告書は5月27日、防衛省が秋田県や秋田市に提出し、新屋演習場を「適地」と結論づけた。岩屋氏は17日に秋田市を訪れ謝罪をしたばかり。岩屋氏は「誤りは事実で、おわび申し上げたい」としつつ「現地の調査もしっかり行い、資料を修正して、具体的でより分かりやすい説明ができるようにしたい」と、あくまで新屋演習場への配備を目指す考えを示した。