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 朝日上方落語「還暦・噺家生活40周年記念 桂米団治独演会」(朝日新聞社主催、県朝日会後援)が18日、岡山市北区下石井1丁目のおかやま未来ホールで開かれた。米団治さんら桂米朝一門の4人が出演。円熟の高座で、会場の約650人を沸かせた。

 一番手は米団治さんの弟子、米輝さん。「ちはやふる」で会場を温めた。続いて米団治さんが1席目で「蛸(たこ)芝居」を口演。三味線や太鼓をつかい、軽妙な語り口とタコの顔まねで会場を楽しませた。その後、南光さんが、夏の滑稽話「青菜」を披露した。

 中入り後は吉弥さんが「試し酒」を口演。大きく広げた扇子を杯に見立てて酒をぐいぐい飲む巧みなしぐさで会場を笑いに包んだ。米団治さんが再び高座に上がり、「高津の富」を披露。金持ちのふりをした一文無しの男が、1等くじの当選に気づくまでの心理を大胆な演技と巧妙な語り口で描き出した。(榧場勇太)