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 第101回全国高校野球選手権秋田大会の組み合わせ抽選会が20日、秋田市文化会館であった。深紅の優勝旗は、どの学校の手に渡るのか――。44チームによる熱戦の火ぶたは7月10日、大館国際―秋田で切られる。予定通りに進めば、同月20日の決勝で甲子園出場校が決まる。(野城千穂)

こまちブロック 明桜ほか実力校の激戦区

 シード校の明桜と大曲工に加え、秋田や大館鳳鳴、能代松陽などノーシードの実力校が並び、激戦が予想されるブロックだ。

 昨夏のリベンジに燃える明桜は、春の県大会優勝、東北大会準優勝と勢いに乗る。加藤を筆頭とする打線は切れ目がなく、技巧派の佐々木湧ら投手陣の層も厚い。

 だが油断は禁物。ノーシードを含め、好投手がそろう。大曲工は、高橋大や柴田を軸に投手陣が安定。秋田の長谷川や大館鳳鳴の杉原は、昨夏にも2年生エースとして登板した。最後の夏に、経験を生かしたい。

能代ブロック 湯沢翔北や角館追う本荘

 シードの湯沢翔北や角館を、好投手擁する本荘や昨夏覇者の金足農などが追う構図になりそうだ。

 湯沢翔北はエース佐野に安定感があり、打線は長打力のある丹尾や加納が軸となる。角館は草彅や鶴岡らを中心に強力打線を誇る。

 本荘の阿部将は最速140キロ超で制球力もあり、春の大会で一躍注目投手になった。春に苦汁をなめた金足農も、連覇をめざして追い上げる。

 単独廃校ルールを適用して臨む大曲農太田は大曲農から選手を補充しているため、大曲農の部員同士が初戦を戦うことが決まった。

よこてブロック 秋田中央・横手などが軸

 第3シードの秋田中央、対抗シードの横手、昨秋の県覇者・秋田修英が軸となりそうだ。

 秋田中央の松平と熊谷は、ともに140キロ台の速球に多彩な変化球を織り交ぜ、凡打の山を築く。1年生捕手、野呂田のリードにも注目だ。

 横手は投打のバランスが良い。原、渡辺の両右腕が継投で試合を組み立て、打線は細川や戸沢ら中軸が連打でたたみかける。

 横手を因縁の相手と意識するのが、左腕西岡を擁する秋田修英。春の地区予選で敗れ、県大会出場を阻まれた借りを返せるか。

八橋ブロック 能代に迫る大曲・秋田商

 第2シードの能代を、対抗シードの大曲やノーシードの秋田商が追う展開が予想される。

 能代は、変化球がさえるエース山内、最速140キロ台中盤の直球で押す佐藤洵が投手陣の中心。打線は、長打力のある若狭や小林日が軸となる。

 大曲打線は、佐々木琉らを中心に好機を逃さず得点に結びつけ、一度勢いづくと途切れない。

 秋田商は昨夏を経験した佐藤翔らが打線を引っ張り、エース板垣を援護する。2013年にはノーシードから優勝した同校。虎視眈々(こしたんたん)と上位を狙う。