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 箱根山の噴火警戒レベル2(火口周辺規制)への引き上げから1カ月が経った19日、神奈川県箱根町は気象庁や県温泉地学研究所とともに記者会見を開いた。火山性地震数の少ない日が増え、山口昇士町長は早期のレベル引き下げに期待を示した。だが、国と県の担当者は「難しい」と否定的で、観光業への影響の懸念はしばらく続きそうだ。

 気象庁が箱根山で6月に観測した火山性地震数は10日に18回、13日に9回だが、他の日は0回か1回が多い。それでも同庁担当者は「山体の膨張は続いており、地震の多発が繰り返される可能性がある」として、地殻変動の収束を見極める必要性を強調した。

 箱根山の過去の火山活動については、地殻変動の開始から収束まで「数カ月から半年が多い」と説明。今回の山体膨張は3月中旬から始まったとされ、箱根がとくににぎわう7、8月以前の収束は見通せない。

 火山活動が箱根観光全体に与え…

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