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 トランプ米大統領は18日、自身のツイッターで、シャナハン米国防長官代行が次期国防長官への指名を辞退したことを明らかにした。議会の承認を得るのが難しいと判断したとみられる。新たな長官代行にはマーク・エスパー陸軍長官を起用する。イランとの緊張が高まる中、国防トップが半年近く不在という異例の状態が続くことになる。

 トランプ氏はシャナハン氏の業績に謝意を表し、「(彼が)家族とより多くの時間を過ごすため、自身の人事の承認プロセスを前に進めないことを決めた」とツイート。シャナハン氏は「家族の安全と幸福が最優先」とする声明を出した。米メディアが2010年の家庭内暴力の疑いを報じていた。

 シャナハン氏は米航空機大手ボーイング出身で、17年7月、トランプ政権の指名を受けて国防副長官に就任。マティス前国防長官がシリアからの米軍撤退をめぐってトランプ氏と対立して辞任した後の今年1月に長官代行に昇格。5月にホワイトハウスが長官への指名方針を表明したが、承認手続きは進んでいなかった。出身企業との関係を問題視する見方もあった。(ワシントン=渡辺丘)