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 財務省が19日発表した5月の貿易統計(速報、通関ベース)は、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支が9671億円の赤字だった。赤字は4カ月ぶり。5月に米国と中国の貿易摩擦が激化したことを受けて、輸出が落ちこんだことが主な要因だ。

 輸出額は前年同月比7・8%減の5兆8351億円だった。減少は6カ月連続だ。

 品目別にみると、半導体等製造装置が30・4%減った。韓国向けの落ち込みが大きかったという。

 米中貿易摩擦などを背景にした世界的な景気の不安定化を受け、韓国の半導体メーカーが設備投資を控えたことが響いている可能性がある。

 自動車部分品も11・8%減った。中国向けのギアボックスが不振だったという。

 輸入額は前年同月比1・5%減の6兆8022億円だった。3カ月ぶりに減少に転じた。液化天然ガスが13・7%減ったことなどが響いた。