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 瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48の船上劇場「STU48号」で19日、火災の発生などを想定した海難救助訓練があり、STU48メンバー24人やスタッフら約100人が参加した。

 STU48号は4月から公演を続けており、こうした訓練は初めて。広島市南区出島に接岸した船上で、広島県出身の石田千穂さん(17)ら瀬戸内7県出身メンバー5人が、日本赤十字社県支部の社員から心肺蘇生法とAEDの取り扱いを学び、実際にやってみた。

 最後には公演中に火災報知機が鳴ったという想定で避難誘導もあり、山口県出身の岩田陽菜さん(16)は「劇場には300人いて、事故があればパニックになる。観客の方が焦らないように私たちがマイクで声かけをしたい」と話した。

 訓練は広島海上保安部が企画し、第6管区海上保安本部や南消防署、中国運輸局などが協力した。同保安部の佐藤至部長(59)は「船の上で何かあっても、消防が来るまでに時間がかかる。その間に乗組員が声かけや先導が出来るようにとの狙いで訓練した。自信を持って救助活動してほしい」と呼びかけた。(西晃奈)