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 西洋近現代美術研究の第一人者で、国際的に著名な美術史家であるスイス・ジュネーブ大学のダリオ・ガンボーニ教授による講演会が、28日午後7時から新宮市春日の人権教育センターである。新宮市を拠点に活動している市民グループ「環境問題研究会」の主催。

 演題は「石と木、イメージと実在」。ガンボーニ教授の最新の研究テーマの一つは、「アニコニズム」という神や聖なる人物を絵画や彫刻で表すことを避ける考え方や行為。岩や大木に神が宿ると感じる日本の文化やそうした聖地が多く残る熊野と、西洋の宗教や美術との対比などが語られる予定だ。

 これまでに講演などで研究会とつきあいのある秋山聰・東京大学大学院人文社会系研究科教授(美術史)の仲介で実現した。会では「またとない機会」として会員外の来場も呼びかけている。講演は英語で、逐次通訳。予約不要で入場無料。問い合わせは事務局の植松さん(0735・22・9758)。(東孝司)