[PR]

 江戸時代に京都で活躍した絵師・伊藤若冲の代表作を西陣織で再現した展覧会「若冲『釈迦三尊像と動植綵(さい)絵』」が、19日から静岡県富士市のロゼシアター一般展示室で始まった。西陣織の織元らでつくる実行委員会の主催で入場無料。

 展示されているのは、若冲が動植物を繊細な筆致で描いた「動植綵絵」30点と「釈迦三尊像」3点を、通常の西陣織の3分の1という細い糸13~15色を使って織り上げた「美術織」。若冲生誕300年の2016年に西陣織の魅力と技術を広く知ってもらおうという目的で制作された。

 これまでに全国約100カ所で巡回展を開いており、富士市では23日まで。県内では7月11~15日に沼津市のプラザヴェルデでも開かれる。(六分一真史)