透き通る清流、水中彩る白い花 旧中山道の宿場町

井手さゆり
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 滋賀県米原市の地蔵川で、水中花の「バイカモ」が咲いている。旧中山道の宿場「醒井宿(さめがいしゅく)」の面影が残る街並みの清流に、涼やかさを添えている。

 バイカモはキンポウゲ科の淡水植物。同市商工観光課によると、わき水を源流とする地蔵川は水温が14度前後に保たれ、群生に適しているという。毎年、5月下旬ごろから梅の花のような小さな花をつけ始め、一部は水面に顔を出す。例年、7月下旬から8月にかけて見頃を迎えるという。問い合わせは同市商工観光課(0749・58・2227)。(井手さゆり)

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