「タンカー全力で助けたのに」イラン大統領が米など批判

バンコク=杉崎慎弥
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 中東のホルムズ海峡付近で起きたタンカー攻撃事件をめぐり、イランのロハニ大統領は19日の閣議で、「イランは全力でタンカーの船員を救助した。この人道的な行動に感謝する代わりに、(米国などは)世界中で政治的なゲームをしかけている」と述べ、イランが関与したと主張する米国などを批判した。

 イラン学生通信が伝えた。ロハニ師がこの事件について発言するのは初めてとなる。

 ロハニ師は、「イランが日本や中国との密接な関係を築いているからこそ、何者かが日本の首相がテヘラン訪問時に事件を起こした」とイランの関与を否定。また、ハタミ国防相も同日、「米国が公開した画像は撮影日時もわからず、証明にならない。事件後、イランの船舶が現場に向かったが、必要な措置を講じて安全を確保するためのものだった」と語った。

 事件をめぐっては、米国は画像などを「証拠」として公開し、イランの関与を主張。対抗措置として米軍約1千人を増派する方針を示しており、イランとの緊張が高まっている。(バンコク=杉崎慎弥

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