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 国土地理院が新しくつくった地図記号「自然災害伝承碑」が、19日から、ウェブ版の地図に掲載されている。過去の津波災害などを記した石碑やモニュメントの場所を表し、教訓を伝えて防災意識向上に役立てるねらいだ。宮城県内ではまず19カ所を掲載。9月から紙の地図にも反映される。

 県内の14カ所は、1933年の昭和三陸地震津波の後、各地に建てられた「大震嘯(しんしょう)記念碑」「大震嘯災記念碑」で、石巻市北上、雄勝、牡鹿地区にある。刻まれているのは「地震があったら津波の用心」「忘るな火の元の注意 先に老幼続いて避難第一」「津波が来たらこれより高い所へ」といった教えだ。こうした碑の存在がいつしか忘れられ、東日本大震災の際に生かされなかったと、指摘されてきた。

 一方、8年前の震災の犠牲者の…

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