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 平安時代末期の武士で、歌人でもあった源頼政(1104~80)が、平氏打倒に立ち上がったものの追いつめられ、平等院の境内で自刃してから839年。平等院ミュージアム鳳翔館(京都府宇治市)で、頼政の840回忌記念の夏期特別展「源頼政―歴史と伝説の交叉(こうさ)―」が開かれている。

 頼政は、後白河法皇の皇子・以仁王(もちひとおう)と平氏打倒をめざして挙兵したが、平氏に追われ、5月25日夜に大津市の園城寺(三井寺)から奈良へ向かった。翌26日に平等院周辺で合戦となり、「埋もれ木の花咲くこともなかりしに身のなる果てぞ悲しかりける」との辞世の句を残して切腹した。

 境内には、切腹した場所とされる「扇の芝」や、頼政の墓があり、命日には頼政忌の法要が営まれている。

 特別展は頼政をさまざまな側面から紹介するもので、和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)の詩や和歌を頼政が書き写したとの伝承もある「平等院切(ぎれ)」と呼ばれる断簡(7月26日以降展示)や、公家の姿をした頼政像と、武士の姿をした頼政像(いずれも江戸時代)などが展示される。公家姿の像は哀愁ただよう表情で、武士の姿は切腹直前のような雰囲気がある。

 頼政は弓の名手で、平家物語に…

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