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 神戸市と国土交通省兵庫国道事務所は7月、JR三ノ宮駅南側の三宮交差点から中央区役所前交差点までの中央幹線(約400メートル)の車線数を10から6に減らすなどの交通社会実験をする。三宮再整備の一環で、交通量や渋滞の状況を調べ、交通への影響を検証する。

 市は将来的に、三宮交差点周辺を歩行者や公共交通機関が優先的に行き来できる駅前空間「三宮クロススクエア」として整備し、交通拠点としての機能や利便性を高める狙いがある。現在10車線ある中央幹線を2025年ごろに6車線に、30年ごろに3車線にする予定。歩道を広げ、市民らが交流イベントなどの活動をできるようにする。今回の実験の結果を設計に反映させるという。

 第1段階の実験として今回は7月いっぱい、三宮交差点から東に約400メートルの区間で車線を東向きは3から2に、西向きは7から4に減らす。横断歩道を整備することを想定し、信号サイクルも変更する。市によると、事前のシミュレーションでは大きな渋滞は発生しなかったという。

 久元喜造・神戸市長は「快適で利便性の高い空間にしたい。ご不便をかけるが、ご理解いただきながら実験を進めていきたい」と話している。

 実験についての問い合わせは、オリエンタルコンサルタンツ関西支社・三宮クロススクエア交通社会実験担当事務局(0120・820・131)。(川嶋かえ)