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 新潟市江南区のJR亀田駅近くに「梅の里通り」と呼ばれる南北約2キロの市道がある。荻曽根地区の両側には住宅街に混じって高さ4、5メートルほどの梅の木が立ち並ぶ。荻曽根かいわいで100年以上つくられている「藤五郎梅」だ。

 「雨が少ないから心配していたけれど、思ったよりできがいいね」。収穫期を迎えた13日、地元生産組合の組合長を務める村山久さん(63)が、こなれた手つきで梅の実をもぎ取っていた。

 和歌山が主産地の「南高梅」と比べて酸味が強く、果汁もぎっしり詰まっているのが特徴だ。直径40ミリ近くに育った実を切ってみると断面は果汁できらきらと輝き、酸っぱい香りが鼻を突いた。

 市江南区郷土資料館によると、…

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