天皇陛下の即位を披露する10月22日のパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」が、同日午後3時半に始まることが決まった。パレードに先立って同日執り行われる「即位礼正殿(せいでん)の儀」で天皇が立つ「高御座(たかみくら)」を12月以降、東京と京都で一般公開することも決めた。

 政府の「式典委員会」(委員長=安倍晋三首相)が20日決めた。パレードは約4・6キロを約30分かけて進行。国歌演奏後に皇居を出て、国会正門前などを通って赤坂御所に向かう。悪天候の場合の予備日を、10月26日を軸に設けることも検討する。

 高御座は、皇后が上がる「御帳台(みちょうだい)」などとともに、東京国立博物館で12月22~25日と1月2~19日、京都御所で3月1~22日(休館・休園日を除く、無料)に公開される。平成の代替わり時は京都で10日間だけ公開したが、今回は東京も加え、期間を延ばした。

 即位礼正殿の儀は、前回の平成時を踏襲し、皇居宮殿・松の間に置かれた高御座に天皇が上がり、おことばを述べる。その後、首相が「寿詞(よごと)」を述べてお祝いし、万歳を三唱する。午後1時から約30分の予定で、首相の立ち位置などは今後決める。安倍首相は「各式典がつつがなく整然と行われるよう精力的に検討を進めていく」と話した。

式典委員会で決定した主な事項

●即位礼正殿の儀(10月22日)

・参列者の推薦基準…三権の長、閣僚、国会議員、外国元首、各界代表など

・服装…天皇陛下は黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)

・万歳三唱にあわせて自衛隊が「礼砲」

●饗宴(きょうえん)の儀(国内外の賓客をもてなす祝宴=10月22、25、29、31日)

・参列者の推薦基準…即位礼正殿の儀の参列者、駐日外国大使などの配偶者