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 「ゆい」と「もみ」にしかわからない攻撃の仕掛けが、日本の命運を握っているかもしれない。

 サッカー女子ワールドカップ(W杯)で25日(日本時間26日)の決勝トーナメント(T)1回戦で、日本女子代表(なでしこジャパン)=世界ランキング7位=はオランダ=同8位=と対戦する。1次リーグ(L)3試合で2得点と攻撃が振るわなかった日本。その一因はけが人の続出。なかでも、MF長谷川唯とMF籾木(もみき)結花(ともに日テレ)が本調子ではなかったことが響いた。2人は同じチームで丸10年プレー。2人しかわからない「あ・うん」の呼吸で相手を崩せれば、攻撃は多彩になる。

 決勝T進出を決めた一夜明けの20日、2人は強い日差しを浴びながらニースの練習場で汗を流した。ともに前日の1次L最終戦のイングランド戦でピッチに立つことはなかった。長谷川は1次L初戦のアルゼンチン戦で左足を負傷。2戦目のスコットランド戦は途中出場したが、練習を早く切り上げるなど本来の調子からは遠かった。初戦前に左の太ももを痛めた籾木は1次Lで1試合も出場することはなかった。

司令塔タイプと技巧派レフティー

 司令塔タイプの長谷川と、独特のボールタッチでチャンスをつくるレフティーの籾木。今春大学を卒業した同学年の2人は、中学から日テレの下部組織で一緒にプレー。「ゆい」、「もみ」と呼び合う。長谷川が「もみがボールをもったときはだいたい同じような考えをもっているかなと思う」と言えば、籾木は「感覚がすごくあうのは唯。唯もそう思ってくれてたらうれしい」。

 2人は、狭いスペースでもパス…

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