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 北海道の景色を彩る白樺(しらかば)を、丸ごと一本活用しようと、家具作家や林業関係者らが動き出した。「白樺プロジェクト」。旭川市で開かれた旭川デザインウィークでは、白樺の家具やクラフト製品などを一体として展示、魅力発信に努める。

 広葉樹の白樺は、道内の山林の各地で見られるが、ほとんどがパルプ用チップとしてしか使われていないという。育っても直径が30センチほどと細く、「柔らかく、家具や建材に向かない」とみられていた。

 そこで道総研林産試験場(同市)の研究主幹・秋津裕志さん(59)らが、「白樺という豊富な資源にもっと付加価値を付け、利用できないか」と、2015年から活用策の模索を始めた。堅さは、家具材として使われているサクラやクルミなどと同程度であることや、内装材としても使えることなどが分かってきた。この取り組みに興味を示したのが、旭川家具の作家たちだった。

 東川町の「木と暮らしの工房」…

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