[PR]

 世界ボクシング機構(WBO)女子スーパーフライ級王座決定戦が19日、千葉市の幕張メッセイベントホールであり、鹿児島市出身の吉田実代選手(31)=EBISU K’s BOX=がケーシー・モートン選手(米国)に3―0で判定勝ちし、新王者に輝いた。

 1階級落として臨んだ初の世界戦。左のボディーブローや右のストレートで積極的に攻め、念願のチャンピオンベルトをつかみ取った。吉田選手によると、試合後、一人娘の実衣菜(みいな)ちゃん(4)が「ママおめでとう」と泣きながら喜んでくれたという。

 吉田選手は20歳で格闘技を始め、26歳でプロボクサーに。試合前は初めて実衣菜ちゃんを鹿児島の実家に預け、練習に打ち込んだ。朝日新聞の取材に対し、「ずっと応援してくれた人たちに恩返しができてほっとした。娘の支えも力になりました」と振り返った。(小瀬康太郎)