[PR]

 市民グループ「『大逆事件』の犠牲者を顕彰する会」が運営する「熊野・新宮『大逆事件』資料室」が和歌山県新宮市浮島の旧まちなか観光情報センターに移転し、22日に再オープンした。

 会は2018年春に市内の別の場所に資料室を開設したが、市の情報センターの機能がこの春リニューアルした旧チャップマン邸に移ったことから、跡地を借り受けることにした。

 この日あったセレモニーには田岡実千年市長ら市や市議会の代表者、顕彰する会の会員ら約50人が参加。二河通夫会長(89)は「自由・平等・博愛の精神を後世に受け継ぐ努力をしていく」とあいさつした。

 展示してあるのは、全国の社会主義者らが不当に弾圧された明治時代末の事件に無実の連座をし、犠牲になった熊野地域の6人(大石誠之助、高木顕明、峯尾節堂、崎久保誓一、成石勘三郎・平四郎兄弟)を紹介するパネル、関連図書など。原則、予約制。問い合わせは事務局の浜野小夜子さん(090・1441・8634)か室長の栗林確(つよし)さん(0735・22・4020)。(東孝司)