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 静岡市葵区の賤機(しずはた)山で22日、1945年の静岡空襲で亡くなった市民と墜落した爆撃機B29の米軍搭乗員双方を弔う日米合同慰霊祭があった。市民のほか、米軍横田基地の米軍兵士や空襲遺族、自衛隊関係者約200人が祈りを捧げた。

 今年で47回目となる慰霊祭は、山頂にある空襲の犠牲者を弔う観音像と、米軍搭乗員の慰霊碑の前であった。米空軍儀仗(ぎじょう)隊が両国旗を持って入場。主催者の医師・菅野寛也さん(85)は「国際的な平和や友情は言葉のみで築けるものではなく、行動が必要」とあいさつ。米軍第374空輸航空団のジェイソン・ミルズ副司令官は「払われた犠牲を忘れることなく、平和を守り抜く義務と権利がある」と述べた。出席者が全員で観音像と慰霊碑に焼香した後、献花と献酒が行われた。(堀之内健史)