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 宮崎県都城市山之口町の青井岳キャンプ場が今夏の営業を休止する。例年、7月下旬~8月末に営業しているが、昨年9月末の台風24号の影響で隣を流れる境川が氾濫(はんらん)し、大きな被害が出た。全体の復旧工事が手つかずの状態で、キャンプ場を所有する市は「利用者の安全が確保できない」と判断した。

 市みやこんじょPR課によると、キャンプ場は市の第三セクター「都城ぼんち地域振興」が管理運営している。1962年に旧山之口町が開設。約2万5千平方メートルの敷地内にログハウス1棟やバンガロー4棟に加え、広場やトイレ、テントを張るためのテントサイトなどもある。年間3500人前後が利用するという。

 昨年の台風では敷地内に大量の川の水が流入。広場周辺の表土が流されてトイレ前の地面が陥没し、護岸も一部が壊れたという。護岸の補修は終わったが、広場は荒れた状態。被害の復旧には約400万円かかる見積もりだが、予算が確保できていないという。同課は「来年以降どうするか検討中」としている。(神谷裕司)