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(23日、体操・全日本種目別選手権)

 腰痛でNHK杯を棄権し、世界選手権代表を逃してから1カ月余り。村上茉愛は「悔しくないと言っていたけど、こみ上げてきて」。表彰式で、代表に選ばれた5人が目の前に並ぶのを見て、涙があふれた。

 腰はまだリハビリ段階のため、跳馬のみに絞っての出場。その跳馬にしても、1週間前に練習を始めたばかりだ。周りからは「無理に出なくてもいい」と言われたが、「試合に出たい。支えてくれる人たちに元気な姿を見せたい」という気持ちだけが支えだった。

 1本目で着地をピタリと止め、2本の平均はただ一人の14点台。昨秋の世界選手権で個人総合2位になった力を見せつけ、「試合に出てよかったです」。東京五輪へ向け、再出発だ。

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