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 うんちは体からの大切なお便り――。排便の大切さを理解してもらおうと、長崎市諏訪町の市立諏訪小学校で23日、「便育」に関する講座が開かれた。2歳から80代までの約150人が学んだ。

 主催は、誰でも使えるトイレを行政などに提案している「みんなにやさしいトイレ会議」実行委員会。2011年に発足し、長崎市の公園など計12カ所の公衆トイレに意見を採り入れてもらっている。

 講座では、乳幼児の排泄(はいせつ)行動を研究している常磐短期大の村上八千世准教授(発達心理学)が、便の形で健康状態がわかることを紹介。健康な状態ではバナナ状になり、野菜を取っていないと固く黒くなるという。「まず自分のうんちを見ることが重要」と呼びかけ、健康な便を出すためのポイントとして「朝ご飯を食べる」「運動をする」など五つを挙げた。質疑応答では小学生が「緑のうんちが出るのはどうして」と質問するなど、早速自分のものに目を向けていた。

 実行委の竹中晴美委員長は「誰でもするものだからこそ、毎日見てほしい」と話した。(米田悠一郎)