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 立憲民主党の福山哲郎幹事長は23日、NHKの番組に出演し、安倍内閣に対する不信任決議案の提出について、24日の野党幹事長・書記局長会談で各党に提案する方針を明らかにした。野党は党首会談を開き、提出について最終調整する方向だ。

 福山氏は番組終了後、記者団に対し、不信任案を提出する理由について「ここ数年のアベノミクスの失敗、国会での行政監視機能の低下、さらには外交で成果が上がっていないことを含め、参院選前に、衆院でも野党側の意思を明確にしておきたい」と説明した。

 また、「景気悪化の状況がみえる中で消費税を上げると強弁していることも大きな理由の一つだ」とも述べた。

 一方、自民党の萩生田光一幹事長代行は同じNHKの番組で、立憲が内閣不信任決議案の提出を検討していることについて「提出となれば粛々と否決する」と語り、「政権にノーを野党が突きつけるもの。(衆院解散の)大義になることを否定しない」と述べた。

 不信任案を巡っては菅義偉官房長官が5月、衆院解散の大義になるとの認識を表明した。萩生田氏は番組後、都内で記者団に「官房長官が言うくらいで、政府としては大変なこと。与党側もそのくらいの覚悟で受けとめる」と語った。参院選の勝敗ラインについては「改選の過半数を目指すのは当然」と述べた。(寺本大蔵、石井潤一郎)