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 東南アジアの各地で、日本などの先進国から持ち込まれるごみの問題が深刻化している。

 住宅地のあちこちにプラスチックごみの山が散在していた。インドネシア第2の都市スラバヤから車で1時間ほどのスメンコ。お菓子やペットフードの袋、洗剤の容器など、原産国も様々だ。住民はこれらを分別し、リサイクル品の販売で利益を得ている。

 「ごみは大金を生み、地域を潤す。もっと運んできてほしい」。重機レンタル業のブワディさん(46)は自宅の前のごみの山を見ながら、こう話した。

 地区のリーダー、ディディック・ヘリアントさん(38)によると、1年前からごみを引き受ける家庭が急増し、440世帯に。製紙会社が原料として欧米などから輸入した古紙にまじっていたもので、古紙と分別後に製紙会社の手を離れたごみは、ブローカーを経て住民たちがトラック1台あたり25万ルピア(約1800円)~40万ルピア(約2780円)で買い取っている。

大半リサイクルできず

 ブームの前から廃品リサイクル業をするバダルル・サムスさん(41)は、仕事の仲間を新たに20人増やした。ごみの中から時折、貴金属のアクセサリーや外国紙幣も見つかる。「いいボーナスだよ」

 だが、サムスさんによるとリサイクルできるのは25%ほど。残りを燃やす人もおり、有害物質を含む煙で健康被害などの苦情が相次いでいる。

 5月の夜、ヘリアントさんの家に建設業の男性が押しかけ、こう迫った。

 「隣人のごみ焼却をやめさせて…

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