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 明治安田生命J1は23日、第16節の1試合があり、仙台が首位のFC東京を2-0で破って、3連勝とした。FC東京は今季初の2連敗。

3連勝の仙台、関口が勢い

 ベテランらしい落ち着きだった。後半29分、仙台のMF関口はゴール前でこぼれ球を拾った。「どうタイミングを外すかだった」。上体だけを揺らして、正対するDFを惑わした。中へ持ち出して、右足で先取点。今季初ゴールだ。

 首位を破って3連勝。好調の波は、この33歳が持ってきたと言っていい。連勝は関口が先発になってからだ。「仙台に長く携わる選手として、残留争いをしているチームを何とかしたかった」。スピードあふれるドリブルと献身的な守備。この日も後半41分に退くまで左サイドを駆け抜けた。

 プロ1年目から9年過ごした仙台。昨年、6年ぶりに戻ってきた。加入はリーグ開幕後の4月。セ大阪を退団し、移籍先が決まらなかったときに、古巣が受け入れてくれた。黄色く染まったスタンドを見ながら、会場インタビューで言った。「このサポーターがいたら、負けられない」。ホーム5連勝。誰よりも、仙台ファンの熱い思いを感じている。(勝見壮史)

 東(東) 今季初の2連敗。「まだ首位。自分たちから崩れることはない。やってきたことを自信を持って続けたい」