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 トヨタ自動車は24日、「カローラ店」や「トヨペット店」など四つの系列の販売店で売っている車を共通化する時期を、当初の予定より最大で5年早めて来年5月に前倒しすると発表した。昨年秋の発表では2022~25年をめどとしていたが、国内市場の縮小が見込まれる中、変革のスピードを上げる必要があると判断した。

 トヨタ車販売店は全国で約5千店あり、高価格帯を扱うトヨタ店、大衆車を中心に売るカローラ店のほかトヨペット店、ネッツ店の4系列が原則として異なる車種を販売する。近年は、プリウスやアクアなどすべての系列で併売される車も増え、系列の垣根は低くなりつつある。ただ、「カローラ」はカローラ店でしか買えないなど、顧客にとっては不便な面もあった。

 東京都のトヨタ直営店は今年4月、系列ごとの販売会社4社と持ち株会社を統合し、四つの系列を廃止。全国に先駆け全店において「全車種販売」を始めた。顧客はさまざまな車種から選ぶことができる。店にとっては、顧客ニーズに応えられるほか、店舗を拠点にカーシェアなどの新サービスも提供しやすくなる。

 ここにきてトヨタが販売車種を…

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