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 愛媛県今治市の水がめ「玉川ダム」の貯水率が65%を下回り、市などは24日正午から上水道で20%、工業用水でおおむね60%未満の取水制限を始めた。市蒼社川水系水利調整協議会の決定に基づく。取水制限は2017年7月以来。上水道のカット分は地下水源からの取水増加などで補うため、市水道部は今のところ市民生活への影響はないとするが、節水への協力を呼び掛けている。

 県玉川ダム管理事務所によると、24日午前9時現在の貯水率は64・9%で平年より27・9ポイント低い。ダム流域の観測点の雨量は5月が平年の29・3%の46ミリしかなく、1971年の観測開始以降で最低を記録した。6月も24日午前9時時点で36・5%の109ミリと少ない状態が続いている。

 今後も少雨が続き貯水率が60%以下、50%以下になれば、それぞれの段階で取水制限を強化する。(柳川迅)