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 コンビニ大手のミニストップは24日、レジ袋の無料配布を中止する実験を一部で始めた。レジ袋について政府は来年4月にも有料化を義務づける考えを示している。ミニストップと同様の動きがコンビニ各社に広がる可能性がある。

 実験を始めたのは、千葉市にある本社近くの直営店2店。レジ袋は大小4サイズを用意するが、いずれも1枚3円で販売する。

 この日は店員が「レジ袋が有料になっております」などと声をかけていた。訪れたとび職の男性(22)はエコバッグを持参。有料化について「時代の流れだと思う」と話した。おにぎりなどに併せてレジ袋を買った近くの会社員男性(25)も「資源保護の問題があるので、有料化はやむをえない」と話した。

 ミニストップではレジ袋を辞退する客の割合は3割ほどにとどまっており、将来的に8割まで引き上げることをめざす。実験の対象は、まずは来年2月までに約40店まで増やす考えだ。

 ミニストップを傘下に抱えるイオンの環境・社会貢献部の鈴木隆博部長は「有料化(の義務づけが)が正式に決まれば、対応できるようにしたい」と述べた。

 コンビニ最大手のセブン―イレブンは、30年をめどにプラスチック製レジ袋の使用をゼロにする目標を掲げる。4月末からは、紙製のレジ袋を客が選べる実験を横浜市の一部の店で始めた。ローソンはレジ袋の使用量を30年度に5割減らすとしている。

 有料化が義務づけられれば、各社ともに対応を加速させる必要がある。

 レジ袋の有料化は、ふらっと立ち寄る人が多いコンビニよりも、スーパーで先行してきた。

 イオンの総合スーパーは2013年から、400店超で無料配布をやめた。現在は食品スーパーなども含めた約1700店に対象を広げており、レジ袋の辞退率は8割に上る。(土居新平)