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 大阪府警は24日、捜査4課の40代の男性警部が警察手帳を紛失したと発表した。警部は16日朝から17日朝まで大阪府吹田市の交番前で起きた警官襲撃事件の捜査に参加し、21日午後に紛失に気づいたという。府警は「現時点で悪用された情報はない」としている。

 主要20カ国・地域(G20)首脳会議を控え、府警は全国からの応援部隊も含めた全警官に、警察手帳の管理の徹底を指示。紛失した警察手帳が検問などで悪用されるおそれがあるとして、警察手帳の顔写真で本人確認をするよう求めた。

 刑事総務課によると、警部は16日朝、普段勤務する職場に保管していた警察手帳を携行し、警官襲撃事件の容疑者の追跡などに携わった。警部は捜査中は手帳はひもでベルトと結び、ズボンのポケットに入れていたと説明している。勤務後は職場の保管庫で手帳を一括保管する運用になっているが、警部は「戻したかどうか覚えていない」と話しているという。府警は警部の処分を検討している。