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 初夏を迎え、各地の民家の軒先などでツバメが子育てに励んでいる。岩手県花巻市大迫町の「大迫産直センター アスタ」でも、店舗の軒下にかけられた巣で、3羽のヒナがすくすくと育っている。

 巣の中でじっとうずくまっているが、親鳥が羽虫などをくわえて戻ってくると、黄色い口を大きく開けて身を乗り出し、懸命に餌をねだる。産直センター職員の藤原静子さん(60)によると、子育てが始まったのは今月初めごろから。ヒナはもう親と同じぐらいの大きさに育っている。「そろそろ巣立ちかしら。毎年のことだけど、一生懸命えさを運ぶ親はけなげだし、やっぱりヒナは可愛いです」と藤原さん。屋外の仮設テントにも、もう一つツバメの巣があり、卵があるという。