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 異例のやり直しとなったトルコ最大都市イスタンブールの市長選で、エルドアン大統領率いる政権与党・公正発展党(AKP)の前首相の候補が野党候補に連敗したことが、衝撃を与えている。強権化への反発に経済悪化が加わるなか、エルドアン政権への事実上の信任投票だったからだ。政権へは大打撃となった。

 「この選挙での勝者は一つの政党ではなく、イスタンブールとトルコ。正義と公正の新たなページが開かれた」

 国政最大野党・共和人民党(CHP)のイマモール氏は23日夜、勝利宣言でこう訴えた。地元メディアによると、開票率100%で得票率は54%、AKP候補で前首相のユルドゥルム氏を9ポイント上回る大勝だった。

 3月末の市長選ではイマモール氏が0・2ポイント差で勝利。「不正があった」とするエルドアン大統領らの異議に押し切られる形で高等選挙委員会は再選挙を決めたが、今回、差は大きく広がった。有権者の間に「政権の圧力で選挙の公正さが失われた」との反発が広まった。強権体質に「NO」が突きつけられたと言える。昨年来のインフレが市民生活を直撃し、政権の経済運営への不満もたまっている。

 エルドアン氏は23日夜、ツイ…

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