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 中国外務省の張軍・次官補は24日記者会見し、28~29日に大阪で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議やその際の米中首脳会談で、香港に関する議論は認めない意向を明らかにした。香港で刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案に抗議活動が続いている問題を受け、米国側が米中首脳会談で議題に取り上げる可能性を示していた。

 張氏は会見で、G20は世界経済について話し合う場だと指摘したうえで、「香港の問題は純粋に中国の内政に属する。いかなる外国にも干渉する権利はない」と述べた。

 香港の問題をめぐっては、ポンペオ米国務長官が16日、米中首脳会談で「議題の一つになると確信している」と述べた。また香港の民主派はG20直前の26日に抗議集会を香港で開き、国際的な注目を高めて中国に圧力をかけたい考えだ。(香港=益満雄一郎)