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 大相撲名古屋場所で新入幕を果たした貴源治(22)は入門前までバスケットボール選手だった。米プロバスケットボールNBAのドラフト会議で、1巡目の全体9位でワシントン・ウィザーズから指名された八村塁と中学時代に試合で対戦した経験もある。24日に開いた記者会見では「同じ高校に行こう」と八村から誘われた経験も披露した。

 双子の兄の十両・貴ノ富士とともに、当時住んでいた茨城県の公立中のバスケ部で全国大会で活躍した貴源治。身長はこの頃から180センチ台。中学2年で八村と対戦した際には「全国にライバルって思える選手がいなくて、八村選手は(初めて)ライバルになるんじゃないかと思った」。大会などで会うたびに話をする仲になり、同じ高校に進もうと、誘われたのだという。

 結局、兄とともに中学卒業と同時に貴乃花部屋(当時)に入門。「八村選手は成長の仕方が違った。(貴源治が)バスケを続けていたら挫折していたかなと思う」。貴源治はそう苦笑し、「それぞれの道で、それぞれの道を極めていきたい。ビッグマウスと思われるかもしれないけど、(今場所)優勝を狙いたい」と力を込めた。(鈴木健輔)