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 経営再建中の液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)は25日、出資の受け入れ交渉をしていた中国1社・台湾2社の企業連合のうち、台湾の投資ファンドCGLグループが交渉から離脱すると正式に発表した。CGLから離脱する旨の通知があったという。台湾の電子部品大手TPKホールディングはすでに交渉から離脱しており、両社に代わる新たな出資者を確保できるかどうかが経営再建の鍵を握っている。

 JDIは出資の正式決定の期限としていた今月14日までに、CGLから出資の可否について通知を受けていなかった。台湾勢2社が金融支援の枠組みから離脱したことで、最大800億円としていた金融支援のうち、計393億円が見込めなくなった。

 JDIは、台湾勢とともに出資の受け入れ交渉をしていた中国の大手投資会社ハーベストグループや、香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントなどから出資を引き出すための交渉を続けており、27日までに新たな金融支援の枠組みを正式決定できるかどうかが再建の行方を左右する。