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 大相撲名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)で、28歳の苦労人が新小結の座をつかんだ。高田川部屋の竜電。初土俵から所要79場所での新三役は史上10位のスロー昇進となる。大けがで関取から序ノ口まで転落する地獄をみた男は「心が折れかけることもあったけど、それを乗り越えて今がある」と実感を込める。

 甲府市出身の竜電は2006年春場所で初土俵。大けがに見舞われたのは新十両で臨んだ12年九州場所だった。右股関節を骨折し、5場所休場するなどして序ノ口まで番付を落とした。高田川親方(元関脇安芸乃島)によると、股関節は計3度も骨折。「3回目も骨がくっついていなかったら相撲どころじゃなかった」と振り返る。

 それでも、猛稽古でならした親…

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