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 山口県周南市で2013年7月、住民5人が犠牲となった殺害・放火事件で、殺人罪などに問われた保見光成(ほみこうせい)被告(69)を死刑とする一、二審判決が確定する。最高裁が11日付の決定で、被告側の上告を棄却した。事件から6年、現場となった山奥の集落はいまも影を落としていた。

 瀬戸内海に面し工業地帯が広がる周南市の市街地から40分。車1台がようやく通れる道幅の山道を進むと、静かな山あいに金峰(みたけ)地区の郷(ごう)集落はある。携帯電話の電波はほとんど通じない。

 人気のない集落には空き家が目立ち、一角には保見被告が住んでいた家がブルーシートに一部覆われたまま残っていた。

 事件当時、この集落には8世帯…

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