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 延長十二回裏、札幌あすかぜの伊藤光佑選手(3年)がサヨナラ安打を放つと、一塁側スタンドからこの日一番の歓声が響いた。全校生徒や野球部OB、保護者らを含めた約950人の大応援団が勝利を後押しした。伊藤選手は「いつもと違う応援にドキドキした。応援のおかげです」と打席を振り返った。

 同校は毎年、夏の初戦で全校応援を行っている。前日には全校生徒が応援の仕方を学んだ。

 同校の部員は14人だが、3年生が引退すると7人になる。石若拓哉教頭は「野球を見た1年生がすごいな、かっこいいなと思い、入部してくれれば」と話す。秋の大会の出場が危ぶまれているが、12回まで投げ抜いた野沢歩希投手(3年)は「その分、一致団結して今回の大会を勝っていければ」と話した。(前田健汰)