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 大阪市で28~29日に開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議を控え、香港市民ら数百人が26日午前、香港にあるG20メンバー国・地域(中国を除く)の総領事館などを訪れ、陳情書を提出する運動を始めた。陳情書では、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正問題をG20や首脳会談などで議題とするよう求めている。

 香港政府への関与を強める中国政府に国際的な圧力をかけ、改正案を完全に撤回させるのが狙い。市民らは最初に米国の総領事館に行き、代表者がスタッフに陳情書を渡した。同日中にG20の議長国である日本や旧宗主国の英国の総領事館などにも提出する予定。(香港=益満雄一郎)