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 香取慎吾がジャニーズ事務所から移籍後、初めて単独主演する映画「凪待ち」が6月28日から公開されている。

 「え、僕ですか? 草彅じゃないんですか、って思いました(笑)」

 いま売れに売れている白石和彌監督から「ずっとあなたと仕事がしたかった」とオファーを受けた時の感想だ。「僕、演技が苦手なんです。決められたことをするのが得意じゃないんだと思います。絵を描いている方が好きですね」

 これまで三谷幸喜や阪本順治の映画で強い印象を残してきた。だから、演技が苦手だとは思ってもみなかった。しかし、そう言われれば、確かに、草彅剛や稲垣吾郎のように、どんな役でもこなせる器用なタイプじゃないのかもしれない。

 今作は、彼のイメージを大きく変える代表作といえる。「新しい道を歩み始めたばかりなので、すごくプレッシャーがありました。空回りして『僕、頑張りました』と言っちゃいそうな感じでした。それを白石監督がうまくほぐしてくれました」

 彼が演じる郁男は自堕落な中年男だが、恋人の亜弓の故郷である宮城県石巻市に行き、心機一転、生真面目に働き始める。ある日、郁男は亜弓とケンカし、車から放り出す。その夜、亜弓は何者かに殺される。

 「ケンカのシーンは思い出すだけでつらいです。とんでもないことが起こる直前って、ああいう感じなんだなあ、と、すごくリアリティーを感じました」

 郁男の周囲には次々に惨事が降りかかる。彼は再び自暴自棄になっていく。トレードマークの弾むような笑顔は封印した。アイドルスターの輝きも見事なまでに消している。

 「だとしたら、白石監督の演出…

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