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 6日開幕の第101回全国高校野球選手権宮崎大会に出場するのは、県高野連に加盟する50校49チーム。チームの規模は100人の大所帯からポジションを埋められる10人程度までとさまざま。体づくりやチームづくりのユニークな取り組みを紹介する。

 部員約40人の宮崎第一は、部員一人ひとりが1本ずつ木製の赤いバットを持っている。試合で使う金属バットよりも少し重い1・1キロ。米田大志部長(30)は「打撃練習で赤バットを使うと、ボールの芯を捉えられるようになる」と話す。

 組織的な野球として知られる富島。40人余りの部員たちは、練習の合間に茶わん1杯のご飯を塩味で食べる。「体重を落とさないためです」と小原幸輝部長(25)。家庭の協力もあり、1回に2升の米を炊く。「マイふりかけを持って来る部員もいました」と女子マネジャー。

 少人数のチームも体づくりに余念が無い。部員10人の本庄には月に2回、スポーツクラブのトレーナーが訪れてフィジカルトレーニング。トレーナーの猪俣英雄さん(24)は「インナーマッスル」と呼ばれる深い部分の筋肉を鍛えることで「体幹が強くなり、動きにぶれが無くなります」と効果を語る。

 やはり部員10人の西都商。グラウンドでの本格練習に入る前に体育館で馬跳びや柔軟体操をして体をほぐす。(菊地洋行)