[PR]

 大阪(伊丹)空港で25日、米軍機2機が運用時間外の午後9時以降に離着陸していたことがわかった。周辺自治体でつくる「大阪国際空港周辺都市対策協議会」(10市協)は26日、国土交通省と空港を運営する関西エアポートに対し、「時間内での離着陸に努めてほしい」と申し入れた。

 国交省大阪空港事務所によると、米軍機2機は午後9時9分と同21分に着陸し、午後10時56分と午後11時9分に離陸したという。

 当時、空港では米軍機とみられる輸送機から黒塗りの大型乗用車数台が降ろされるのが目撃されていた。大阪市では28~29日、主要20カ国・地域(G20)サミットが開かれることから、輸送機はG20に参加するトランプ大統領らが移動で使う車を運んできたとみられる。空港周辺市によると、災害などの緊急時や国賓らの移動では時間外の離着陸が例外的に認められているという。

 25日夜、空港の周辺一帯でエンジン音が響いたことから、ツイッター上で「すごい騒音」「門限破り」といった投稿が相次いだ。空港近くに住む大阪府豊中市の女性(82)は「いつもの飛行機の音とは違う、すごい音がした」と驚いた様子だった。(柳谷政人)

【動画】大阪で初開催のG20サミット。この場で何が行われるのか、三つのポイントで解説=グラフィック・荻野史杜