千葉)君津市秋元小、最後の「通学合宿」 もらい湯も
吉江宣幸
千葉県君津市立秋元小学校では4~6年生が隣接の公民館に3泊し、登下校する「通学合宿」を15年間続けてきた。朝・夕食は自炊し、近所に「もらい湯」に出かけ、交流を深める。同校は来春、統合により146年の歴史に幕を下ろす。児童たちは様々な思いを心に残し、6月20日、最後の通学合宿を終えた。
地域と交流し15年 統合控え行事に幕
秋元小(君津市西粟倉)は鹿野山のふもとにあり、児童数は40人。1874年2月に市宿小と平田小として開校した。1950年代後半には400人を超えた児童数も過疎化とともに減り続け、今年の新入生は2人だった。来春、三島小と統合し、「清和小」として新たな歩みを始める。校舎は2キロほど離れた旧清和中の校舎を使う予定だ。
「通学合宿」は2005年か…
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