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 阪急阪神ホテルズは27日、宝塚大劇場の隣に移転予定の「宝塚ホテル」の開業日を、2020年5月14日にすると発表した。移転により、宝塚歌劇団との連携を強化する。外観や内装のデザインは開業から90年以上続く伝統を引き継ぐ。

 宝塚ホテルは、1926年5月14日に開業した。三角形の切り妻屋根を持つ外観や、アーチ付きの天井を持つ回廊などの内観は、「阪神間モダニズム」と呼ばれる伝統的なデザインとして知られている。今の建物は耐震化が必要になったが、建て替え後もデザインは残すことにした。ロビーは現在のじゅうたん敷きから大理石に変える。シャンデリアはそのまま移設する。

 歌劇団との連携を強め、宴会場では宝塚歌劇のディナーショーも開けるようにする予定だ。館内には、大劇場で81年まで使われていた緞帳(どんちょう)を展示する。広報担当者は「宝塚の街のシンボルとして愛されてほしい」と話す。新しいホテルの予約は、今年の8月1日から受け付ける予定だ。(金本有加)