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 手のひらや足の裏に2~3ミリの小さな水ぶくれ(水疱(すいほう))の発疹ができる「手足口病」の患者が増え、千葉県が「手をよく洗って」と注意を呼びかけている。

 県疾病対策課によると、直近1週間(6月24~30日)に県内の定点医療機関から報告された「手足口病」の患者は定点あたり7・74人で、前週(5・13人)に続き、警報開始の基準(5人)を超えた。この時期としては、過去20年で最も多いという。

 千葉市を含む県内16保健所管内のうち、船橋市(20・09人)▽海匝(12・75人)▽柏市(9・67人)▽松戸(9・25人)▽市川(9・08人)▽習志野(8・80人)▽印旛(7・50人)▽千葉市(6・39人)▽長生(5・00人)――の9保健所管内で警報レベルを超えた。

 県によると、報告があった患者は1歳が42・0%で最も多く、次いで2歳24・2%、0歳12・2%、3歳8・7%と、9割近くは3歳以下だった。

 手足口病は、せきやくしゃみなどで飛んだしぶき(飛沫(ひまつ))を吸い込んだり、患者や患者が触れた物に触ったりしてウイルスに感染して発症する。感染しても症状が出ないままウイルスを排出している場合もあるという。県疾病対策課は「ウイルスは水ぶくれの中に含まれている。患者とタオルや遊具を別にするなど注意してほしい」と話している。(寺崎省子)