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 香川県坂出市の脇芳美市議(72)=自民=が固定資産税などを滞納し、議員報酬を差し押さえられている問題をめぐり、市議会は28日の本会議で、「品位と名誉を損なう行動」として、脇氏に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決した。決議に法的拘束力はない。

 脇氏は本会議に出席したが、採決の際は退席した。脇氏は本会議の終了後、「個人的には、市民のために議員を続けて信頼回復したい思いが強いが、支援者と相談しながら進退を決めたい」と明言を避けた。

 村井孝彦議長(65)は報道陣に、「断腸の思いで採決した。市民の信頼を失墜させ、申し訳ない。脇氏にはこの決議を真摯(しんし)に受け止めてほしい」と話した。

 脇氏によると、2018年度分の固定資産税、国民健康保険税、自動車税の計約80万円を滞納。4月から高松地裁丸亀支部に議員報酬を差し押さえられているという。(石川友恵)