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インタビューに答える広島市の松井一実市長=上田幸一撮影
朝日新聞の単独インタビューに応じた広島市の松井一実市長。核兵器禁止条約の署名・批准を日本政府に直接要請するよう求める声が、被爆者団体などから上がっているなか、8月6日の平和宣言について「政争の具にしたくない」と述べ、今後も直接要請を避ける考えを示した。やりとりは次の通り。
――「広島市長」として、政府に明確に核兵器禁止条約への批准を求めない理由は
(平和首長会議の会長と、広島市長という)両方の立場を使い分けている。政府に締結を求めてますよ。平和首長会議で長崎市長と文書も出している。
――市民が選挙で選んだ市長の取り組みは、国際NGOである平和首長会議の会長としてのそれとは違うのでは
多数決だから、私に反対する方もいる。そういう方も含め市を代表し、多くの方の意をくみ取らなきゃいかん。被爆者もいる。
平和宣言は世界に向け、多くの方が注目するスピーチ。未来永劫(えいごう)残すつもりで作る。平和首長会議は為政者に言う。その中に日本政府も入る。平和首長会議は核兵器国の首長も市長レベルで入っており、市民社会のコンセンサスですよと。
――では平和宣言は、平和首長会議のリーダーとしてのものか
広島市長として受けているけど、多くの方が思う部分もちゃんと伝えるようにする。自分のコメントはなるべく控えてその方々の気持ちを咀嚼(そしゃく)して訴えるつもりで宣言をつくっている。
――広島の人間にしか言えないことがあるのでは
(平和宣言で)言わんと言って…
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