[PR]

 第101回全国高校野球選手権高知大会(朝日新聞社、高知県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が6月29日、高知工業高校(高知市桟橋通2丁目)であり、連合2チームを含む30校26チームの対戦相手が決まった。大会は7月13日から県立春野球場と高知市営球場で始まり、決勝は同月27日の予定。

 抽選会には各校の主将や部長らが参加した。抽選ではまず、シード校(第1=明徳義塾、第2=高知商、第3=高知、第4=岡豊)を四つのゾーンに振り分け、残りのチームが順番にくじを引いた。対戦相手が決まると、会場から大きな拍手が起きた。

 開会式後に県立春野球場である開幕試合は中村―高知中央に決まった。中村の西尾陽聖主将は「何が起きるかわからないのが夏の大会。初戦を大切にして、地元の方々を甲子園に連れていきたい」。高知中央の大串隆博主将は「初の甲子園をめざし、基本練習を徹底して初戦に臨みたい」と話した。

 開会式の選手宣誓では希望者による抽選があり、名乗りを上げた15人のうち高知工の山田圭太主将が選ばれた。「何年後にでも思いだしてもらえるような記憶に残る選手宣誓をしたい」と抱負を話した。(加藤秀彬、湯川うらら)

各ゾーンの見どころ

     ◇

Aゾーン

 明徳義塾が頭一つ抜けている。左右ともに複数の投手をそろえ、経験豊富な捕手安田のリードを中心に伝統的な堅守は健在だ。打線は古沢、鈴木らを中心とし、切れ目がない。8連覇で途切れた昨夏の雪辱を狙う。開幕試合の中村と高知中央は好カード。中村は渡辺、高知中央は浜田の両投手による投げ合いに注目だ。春の県予選4強の小津は上位打線の集中打で得点を狙う。

Bゾーン

 岡豊は投手陣を中心とした堅守が特徴。主戦植田は130キロ後半の伸びのある直球と切れ味鋭いスライダーが武器だ。昨年末の四国選抜に選ばれた。練習の半分以上を費やす打撃が上位進出の鍵となる。須崎総合は須崎と須崎工の統合後、初出場。先制点を奪い、継投での逃げ切りを狙う。土佐塾はバッテリーを中心とした粘り強い守備をみせる。安芸桜ケ丘はあと一勝で公式戦通算100勝だ。

Cゾーン

 2連覇を狙う高知商を軸に土佐と高知工が追う。高知商の主戦真城は140キロを超え、制球力もある。打線は昨夏の甲子園で活躍した西村、山崎に加え、乗松にも長打が期待できる。土佐の主戦横田は体格を生かした重い直球が武器。変化球が得意な土居との二枚看板だ。高知工は主将山田が攻守の要。投手陣にも安定感がある。甲子園出場経験のある宿毛は初めて連合チームとして出場する。

Dゾーン

 高知が最有力だ。1年生の主戦森木は中学時代に最速150キロを記録し、春季四国大会でも好投した。安岡、安田らを含めた投手陣が充実している。攻撃では得意の走塁を生かし、主軸の西村らの前に走者をためたい。高知東は直球に力のある主戦島田が投打でチームを引っ張る。追手前は岡本、森ら上位打線に長打力がある。高知高専は主戦岩室が緩急をつけた投球で打ち取る。